以前に「世界でEVが普及している国はノルウェー」という
日経新聞の記事を紹介しました。
その後のいろいろな方との話の中で、
ノルウェーをはじめ欧州でEVが急速に
普及している要因について
「補助金や支援策が充実している」
という事を聞きました。
調べてみると、
ノルウェーの政府施策はかなり手厚い。
ざっと紹介すると・・・
・高額の車両輸入税の免除
・登録税、消費税の免除
・道路通行料無償化
・過密地域のフェリーおよび路線バスの料金免除
など。
欧州では補助金や支援策で、ガソリン車との
価格差を埋める施策があるのがEV急拡大の要因の
一部と言えるでしょう。
しかし、欧州の手厚い支援策は今年(2021年)までの期限付き。
その後、新たに魅力ある支援策がなければ拡大は
鈍っていくでしょう。
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そんな中、プラグインハイブリッド(PHEV)のシェアは
20%という事は、PHEVはかなり健闘している。
ノルウェーで2025年にはエンジンのみの駆動車の
新車販売をなくすとなると、
EV車とプラグインでシェアを分け合っている状態に
なるかな?と想像できます。
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日本の報道などでは、日本メーカーが出遅れてる感が
強く押し出されているが、PHEVの伸びしろを
考えたら、そうでもない気がする。
もちろん、EVへの転換はCO₂ゼロを目指すには必須。
そのために、政府の支援策がどこまで出るか?という
ことにかかってるでしょう。
そして、欧州での施策の成功点は
「ガソリン車との価格差を埋める」点という事は
結局は、いかに消費者マインドを掴むかという
当たり前の事が重要になってくる。
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【2021年 Vol.016】担当:INATO