コロナ禍の社会不安影響か

毎日新聞デジタル版(2/15)記事より

 

少し気になった記事がありました。

デリケートな話題ではありますが

扱いたいと思います。

【児童生徒の自殺者急増】

2020年の全国の小中学生と高校生の

自殺者数は前年比140人(41・3%)増の

479人(暫定値)となり、過去最多を更新した。

文部科学省が15日、明らかにした。

文科省は「新型コロナウイルスの

感染拡大による社会不安が影響した

可能性がある」(児童生徒課)としている。

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毎日新聞(デジタル毎日)記事

https://mainichi.jp/articles/20210215/k00/00m/040/214000c

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警視庁の発表による2020年の自殺者は

約21,000人

https://www.npa.go.jp/…/statistics/safetylife/jisatsu.html

月平均だと1750人、1日に58人となる。

原因の90%は経済的な理由だと

私は考えています。

例えば、病気なので苦しみから解放されたいという

理由も、もし経済的に余裕があれば

治療の選択肢が増えたり、海外での治療も

視野に入れて希望を見いだせる機会が多くなる。

多少こじつけの部分もありますが

根本には経済的な理由が

潜んでいるような気がします。

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ただ、子どもたちに関しては

あまり当てはまらない。

もちろんこじつければ「親(家庭)の経済状況」で

変わってくると言えますが、子ども目線からは

そのほとんどが「経済的理由以外」となるでしょう。

流行り病であまり煽ると、病気で苦しんで

死ぬくらいなら、(今も苦しいので)いっそのこと

自分で命を終わらせようか・・・

などと考えてしまうのもわかる気がします。

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以前にも紹介しましたが

斎藤ひとりさんの「心は傷つかない」という話。

私がこの話にすごく共感しているのは

自分自身の経験からです。

私は小学生のころ、すごく泣き虫で

ちょっとしたことで感情が荒れてました。

そのせいで、からかわれたりいじられたりして

それにまた過剰反応して大変でした。

その当時は「心は傷ついている」と考えていました。

でも成長するにつれそういう事もなくなり

あの頃の自分は何だったのか?という

気持ちを感じていました。

社会人になってからは本をよく読むようになり

1年目~2年目あたりは船井幸雄さんの

本に感銘を受けていました。

Wikipedia:船井幸雄

https://ja.wikipedia.org/…/%E8%88%B9%E4%BA%95%E5%B9%B8…

初期の頃は経営コンサルにプラスα的に

スピリチュアルな内容がちりばめられていた

感じですが、その後はスピリチュアル、

オカルト的な話が中心となりました。

私が取り入れたのは「自己改革」的な内容や

「起こることは偶然ではない」という事が

中心だったと思います。

斎藤ひとりさんの話は6~7年前くらいに

初めて聞いたと思いますが

「心は傷つかない」という話を聞いて

自分の過去を振り返って感じる違和感というか

「あの頃の自分は何だったのか?」という

疑問への答えのように感じました。

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コロナ禍のいま、ストレスなどで

多くの人の視野が狭くなってると感じます。

煽り運転やちょっとした事から傷害事件になるなど

視野が狭いから起こるのでしょう。

そんな状況を子どもが見たら、もともと狭い世界に

置かれているのに、さらに視野が狭くなってしまう。

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私がとらえている現状は、「変化」「改革」を

求められているという事です。

現状に苦しんでいる多くの人たちに

「あの頃の自分は何だったのか」と

感じられる日が来ることを願っています。

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「2021年 Vol.47」担当:INATO